武岡皮膚科クリニック
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武岡皮膚科クリニック医療方針
当院は、アトピー性皮膚炎をはじめ、皮膚科一般診療を専門的に行っております。

◆診療方針

・正確な診断
・的確な治療
・どなたにも分かりやすく、丁寧な説明

特別な治療、特殊な治療だけではなく一般的、かつ基本的な治療を大切にすることをモットーにしています。特に外用療法、軟膏治療を主眼に行っています。

また、曜日により香川医大皮膚科学教室のドクターの診察日を設け、いっそうの診療内容充実を図っております。患者様の症状に合わせ入院や、手術が必要と医師が判断した場合は、香川医大へのご紹介をいたします。

皮膚病は、ただちにに命に関るような重篤なケースはあまり多くはありませんが、精神的な悩み、不安は非常に大きく、いろいろな症状で悩みを抱えている方々は多いと思います。そんな、皆様方の不安を取り除き、確実な病気の治療を当院では行っていきます。

医師または看護婦まで、どのような事でもお気軽にご相談ください。
院長 武岡 和仁(日本皮膚科学会認定皮膚科専門医)


最近のアトピー性皮膚炎について
◆アトピー性皮膚炎は増加しているか◆

多くの皮膚科医が増加していると考えているが、私の経験ではあまり増加していないように思われます。むしろ減少しているのではないかと思っています。又、重症例が減り、軽症例が多いように思われます。しかし16才以上の全身の赤みが強い成人型アトピーが増加しているように思われます。

◆原因について◆

まだ本当の原因は分かっていません。食事アレルギー説が一時もてはやされましたが、厳格すぎる食事制限で身長が停止したり、成長が止まった例が報告され、
また、実際に食事制限しても症状が改善されない例が多いことなどからこの説も大部下火になってきました。実際、私の経験でも明らかに何らかの食事アレルギーが関与した例は経験していません。ダニのアレルギーが原因になっていることは多くの例で確かでありますが、問題はなぜダニのアレルギーになるかという事です。おそらくこの背景には環境破壊や環境汚染が影響していることと思います。また、アトピー性皮膚炎は遺伝的要素が強いこともはっきりしています。

◆治療について◆

アトピー性皮膚炎を完全に治してしまう治療法は現在のところありません。
最も一般的なものはやはりステロイド外用剤です。現在のところこれ以上効果のある薬剤は登場しておりません。もちろんステロイド剤の副作用はありますが、週刊誌などのマスコミは言うほどにひどいものではありません。専門医が慎重に処方すればそれ程危険なものではありません。副作用のみを誇大にとりあげ、場合によりステロイドを中止させ、お茶、健康食品などで治ると売り込むような、いわゆる、「アトピービジネス」といわれる民間治療がおおはやりです。これらのなかには症状を悪化させるばかりのものがありますので十分気をつける必要があります。決定的な治療法がないのでこのように民間療法がはびこるのでしょう。

しかし、最近「プロトピック軟膏」という外用薬が登場しました。これは臓器移植に使用する免疫抑制剤を外用薬にしたものです。もともとは免疫抑制剤なのでもちろん副作用はありますが外用剤なのであまり副作用は強くなく、かなり有効のようです。とくにステロイド剤にみられるような皮膚の萎縮などの副作用が認められません。また、小児用も発売されました。今後副作用の改善がすすみ、有力な外用剤になると思います。このような優秀で信頼できる薬剤が登場すれば、民間療法や迷信はおのずと下火になるものと思われます。


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